WSPR(ウィスパー)をやってみる

アマチュア無線

2022年2月
FT8を始めるにあたって、実際どれほど電波が送受信できるのかWSPR(ウィスパー)というものを使って確認できるとOMさんから教えていただきました。
Weak Signal Propagation Reporter Networkの略で微弱信号の伝搬を世界中のユーザーが共有しあうものだそうです。
WSPRnetというサイトがあって、そこで自分の電波を誰が受信してくれたのか、逆に自分が誰の電波を受信できたか確認できるというものです。

WSPRはWSJT-Xというソフトで行いました。
まず、WSPRnetにアクセスして登録する必要があります。

Create new accountをクリックします。

必要事項を入力して、一番下のCreate new accountをクリックします。

受付確認のメールが届きます。

その後、アクティベートされましたというメールが届き、ログインできるようになります。


登録ができたら、トップページからUsernameとPasswordを入力してログインします。

右上のメニューからDatabaseをクリックします。
検索したい条件を入力していきます。
Callの方にコールサインを入れると自分の信号を受け取った人のリストが表示されます。
Reporterの方にコールサインを入れると自分が受信できた局のリストが表示されます。

Updateを押すと下記のようにリストが表示され分析することができます。

伝搬状態を視覚的に見せてくれる機能もあります。
上のメニューのMapを押します。
検索したい条件を入力して、地図の下にあるUpdateを押します。

下記のようにつながった局を線で結んでくれます。

局をクリックすると、受信してくれた局なのか、こちらが受信した局なのか分かります。
Hearingは自分の信号を受信してくれたということです。

このサイトではMapは24時間、Databaseは2Weeksのデータとなります。

似たようなことが下記のサイトでもできます。

QRP DX CHARTで時間帯ごとのグラフが表示されるので便利です。

WSPR Rocks! いろいろな検索、分析機能があります。5週間のデータが見れます。

WSJT-Xの操作について


自分なりのメモなので、間違いがあるかもしれません。
ぜひ皆さんもいろいろな機能を試して楽しまれてください。